webに携わっているとバナーという言葉をよく耳にすると思います。
バナーとは一体なんでしょう。ちなみにバナーは英語で(Banner)と書きます。
辞書で調べてみると、
banner
(2 本の柱につけてスローガンなどを書き、行進の先頭に立つ)旗じるし、
(広告・宣伝用などの)垂れ幕、横断幕、(国旗・軍旗・校旗などの)旗、(昔の君主・領主などの)旗、
のぼり、旗じるし、表象
引用:weblio
とあります。
「旗じるし」ということで、よくファミレス、回転寿司屋などの実店舗のわきにあるあれですね。
あの「のぼり」「垂れ幕」のこともバナーということです。
ではwebで使うときの「バナー」とは何でしょうか。
ウェブサイト上で使うバナーも同じで、ウェブページ上の「のぼり」「旗」のような存在です。
主にウェブ上の広告・宣伝用の画像のことを言います。
大抵リンクが張られていてウェブサイトへのハイパーリンク用に利用されています。
バナーは主に四角などの形で囲われた画像でできていて、文字や写真がレイアウトされてます。
大抵のバナーはそのバナー画像をクリックすれば、
他のページにリンク(移動)されるようになっています。
いわば、その先のページに誘導される為の最初の入り口ともいえます。
広告用のバナーではなく、サイト内の別コンテンツに移動する為のリンク画像。
これもまたバナーといいます。例えばサイト内にある「採用情報はこちら」「制作実績はこちら」など…
例)
ざっくりいうと、
バナーとは他のページ(場所)にジャンプするための画像といったところでしょうか。
バナーの役割とは?
広告・宣伝用のバナー画像の場合は、「いかに多くクリックしてもらえるか」がバナーの大きな役割になってきますが、すべてのバナーがこれに当てはまるわけではありません。
サイト内に置くページ移動のバナーの場合は「いかにクリックしてもらえるか」という役割とは少し異なってきます。
周りとのデザインバランスや、他にもっと目立たせたいバナーがあるときはそのバナーとのバランスも考慮してデザインする必要があります。
一概に「バナーの役割」といっても、そのバナーの目的によって変わってきます。
バナーのデザインを考えるときは、その目的をよく考えてその目的に合ったデザインを考える必要があります。
ちなみにバナーのサイズについて
サイト内に置くバナーのサイズには特に決まりはなく、サイトのスペースやバランスなどをみて制作者の自由で作ればよいものです。
web広告バナーについては、広告の出稿先によってサイズが決められているので、指定のサイズで作る必要があります。
バナーには国際標準規格というものがあり、
実はバナー広告は、国際標準規格のバナーサイズに合わせて決められている場合がほとんどです。
IAB Interactive Advertising Bureau(IAB) インターネット広告協会によって定められていて、
定期的に見直しがされているようなので今後変わる可能性もあります。
今回は「バナーとは?」といったバナーの意味について改めて考えてみました。