広告バナーのデザインはどうやって決める?バナーデザインを決める際の考え方

広告バナーデザイン



広告バナーの作成をする際、どのようにデザインを決めていますか?まとめサイトなどの参考バナーを眺めて、何となくのイメージで決めていませんか?今回はデザインの決め方やバナーデザインの考え方について書いていきたいと思います。

デザインを決めるときに、真っ先にバナーデザインのまとめサイトに行き、参考になりそうなバナーを探したりしていませんか?ちょっとまってください。参考バナーを探す前に、まずは自分の中である程度デザインのイメージを持っておくことをおすすめします。

何もデザインのイメージが固まっていない状態でバナーデザイン参考サイトを見てしまうと、まとめサイトには魅力的なバナーがあふれているので、なんとなくのイメージや自分の好みで参考バナーを選んでしまい、結果、今回バナーの目的や訴求内容と、デザインとでズレが生じてしまう可能性があるからです。

参考サイトを使う際は、
まずは自分の中である程度のデザインのイメージを決めて、その次にそのイメージをより具体化する為、また自分以外の人にそのデザインのイメージを伝える目的で、 バナーデザインまとめサイトなどを利用するのが良いかと思います。

それでは具体的にはどのようにデザインを決めたら良いでしょうか?デザインの決め方はいくつもありますので参考にして頂けると幸いです。

色々あるバナーデザインの決め方4つの方法をご紹介

ターゲット層からデザインを考える

今回の広告バナーの「ターゲット層」からデザインを考える方法です。

誰に向けてのバナーなのか、大きく分類して男性なのか女性なのか、
年齢は、20代なのか30代なのか40代、50代なのか。

ターゲットが男性か女性かで性別が分かれている場合、まずはそこでデザインは大きく変わります。

また20代女性なのか、40代女性なのかなど、ターゲットが年齢層で分かれている場合もデザインのイメージも変わります。

ここでは大まかな例ですが、
男性ならブルー、ブラック、グリーン、コントラスト強め、力強い、かっこいい、クール…
女性なら、レッド、ピンク、パステル、柔らかい、かわいい、きれい…
20代なら、若さ、原色、かわいい、はじける、ポップ、楽しい …
40代なら、落ち着いた、高級感、ハイクラス…
といった感じです。

また性別や年齢層が違っても、同じ趣味趣向のターゲットであればデザインイメージは同じでよい場合もあります。

例えば、「はじめての資産運用に興味を持っている20代~50代の男女」がターゲットの場合。性別も年代もバラバラです。
共通しているのは 「はじめて」の「資産運用」です。その共通することに着目してデザインイメージを考えると、ターゲットに向けての適切なデザインイメージが絞り込まれてきます。

初心者が持つ、資産運用という難しそう、ちょっと怖いというイメージを払拭するような、明るいカラーを使用し初めての方でも敷居を低くして入りやすいイメージします。フォントは明朝ではなくゴシックや丸ゴシックなどで、イラストを使って柔らかい雰囲気を出すのも良いかもしれません。

このようにターゲット層から、ターゲットに合わせたデザインを考えることができます。

ランディングページからデザインを考える

広告バナーをクリックした先に表示されるページがランディングページ(以下LP)です。バナーはクリックされたらそれで良いという事ではありません。バナーの目的はクリックした先のページでなんらかのアクション(コンバージョン)をすることが目的としていることが多いので、リンク先でも離脱させないことが大切です。よってバナーとLPのデザインの関係は重要です。
そのランディングページのデザインと、バナー広告のデザインが全然違うイメージのデザインだと離脱してしまう可能性が高くなります。(あえて戦略的に全く違うイメージになった場合を除きます。)

クリックした先のページがバナーのデザインイメージと全く異なると、ユーザーを惑わせてしまい、違和感を感じたり、最悪信頼度も欠けてしまう可能性もあります。

私がバナー制作をする際は、必ずLPのデザインを確認します。LPのデザインで使用している、 カラーやフォントなどトンマナを併せて制作することが多いです。

そうすることによってバナーとLPが一貫性のあるデザインとなり、ランディングページに飛んだ際もユーザーは違和感なく進むことができます。

このようにランディングページのデザインからバナーデザインを決定することもできます。

バナーの目的からデザインを考える

今回のバナーの目的は、ブランディング認知なのか、コンバージョンの獲得なのか、キャンペーン集客なのかなど、バナーの目的からデザインを考える方法です。

認知が目的で、ブランドが確立されている商品ならそのブランドイメージのデザインを決めたり、新商品の認知であれば、商品パッケージなどを前面に出し、商品自体の視認性を高め、また商品の特徴も大きく記載するなどして、商品のパッケージと特徴をセットで印象付けるようなデザインにしたり、
コンバージョン獲得なら、ランディングページ先で成約を狙うことが目的なので、バナーにもある程度の詳細情報を盛り込んで、 購入につながりそうなユーザーのみのクリックを狙ったデザインにするなど。
キャンペーン目的でとにかくクリック数を多く狙うなら、いかにクリックされやすいようにボタンを目立たせたり、 インセンティブ(金額)を明確に記載することによってクリックを促したり、派手で目立つデザインにするなど。

このようにバナーの目的によって、その目的を達成するためにはどのようなデザインが良いかといった視点でデザインを考える方法もあります。

過去のバナーの成果からデザインを考える

過去に同じ内容の広告バナーを出している場合は、過去のバナーデザインの成果からデザインを考えます。

バナーデザインの効果を測定するために、これまで複数パターンのバナーを広告に出していた場合は、その結果からどんなバナーデザインが反応が良かったかがわかります。

例えば、新米ママ向けの商品のバナーだった場合、お母さんの顔がメインに映っている方が良いのか、赤ちゃんのアップの写真の方が良いか、商品パッケージがメインに映っているバナーが良いのか。色は温かみのあるピンク系が良いのか、それとも商品パッケージに合わせたグリーン系の方が反応が良かったのか、コピーの種類や見せ方、レイアウトなども過去のバナー計測からわかることがあります。

計測のデータがある場合は、結果を活かして、次の広告バナーのデザインを考えていくことができます。

様々な角度からデザインを考えることができる

このようにバナーのデザインは様々な角度から考えることができます。単に何となくのイメージでデザインを決めてしまうのではなく、このように様々な角度から見てそのバナーの目的に合った最適なデザインを考えていくことが効果的なバナーを作るうえで大切となってくるのです。

今後のバナーデザインを考える際の参考になれば嬉しいです。

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